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この冬を乗り切ろう!
1年前から拡大してきた新型コロナウイルス感染が、本邦では現在最高レベルになっています。これまで我が国は諸外国と比較して新型コロナ感染者数、死亡数ともに極めて少ない状況でしたが、ここにきて感染者数が物凄い勢いで増えています。
医療は逼迫し、人々の生活は先行きの見えない不安の中で暗い影を落とし、感染流行が過ぎ去るまで、じっと耐え忍ぶ日々が続いています。この状況を乗り越えるための第一ステップとして新型コロナワクチン予防接種が近日より開始されます。ワクチン接種には様々の情報が伝わってきますが、大衆を煽る素人解説者のデータに基づかない感情によるコメントに振り回されないようにしたいものです。
ワクチン接種率が高くなれば新型コロナによる重症化、死亡率が減少し、やがて今回のパンデミックが終息に向かう一つの大きな転機になる可能性は予想できます。ワクチンによる副作用は起こるものだと受け入れ、自分がワクチン接種するかどうかを判断したいものですね。
現在、当院では可能な限りの感染対策をして日常診療にあっています。そして三密を防ぐために当院の受診されたことのある患者さん(当院の診察券をお持ちの方)向けに12月よりWEBによる受付を開始しました。予約ではなくWEB受付ですので時間指定ではありませんが、ご自分の順番が近くなるまでご自宅や自動車の中でお待ちいただけます。詳細は当院ホームページをご覧いただき、感染予防のためにも是非ともWEB受付をご活用いただければと存じます。
この冬をいかに新型コロナに罹らずに乗り切るか、また万が一コロナに罹ってしまっても重症化しないように体を整えておくか、正しい知識を持ってできることに取り組んでゆきましょう。そして明るくホッとできる春を迎えることができたらいいな~と心から願っています。
令和3年冬 院長
WEB受付を開始しました
- 従来の受付方法に加えてWEBによる受付を開始しました。
- 当日WEB受付・待ち状況の確認はコチラ
- 初診の方はこの方法では受付できませんので、ご了承ください。
- 以前に当院に受診されたことのある方で、当院の診察券番号がおわかりの方のみ有効です。
- WEB受付は午前診療と土曜日分は当日9時~11時30分、午後分は当日15時30分から17時30分です。
- WEB受付は診療の順番をおとりするもので、時間指定はできません。
- お取りされた順番を過ぎますと後回しになりますので、WEBにて待ち状況を確認して、ご自分の順番に遅れないようにご来院下さい。
- WEB受付に関して安定するまで当面の間、適宜運用方法の変更が予想されます。皆様にはご迷惑、ご不便をおかけしますが何卒ご容赦いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
- 変更点などは適宜、当院ホームページ及び「アイチケット広場」に掲載いたしますので、ご確認のほどよろしくお願い申し上げます。
- なお、従来の直接来院してボードに名前を書く順番取りも当面の間、継続します。
- 各種受付方法についてはバナー「当院の受付方法」をご参照ください。
新しい巻き爪治療を始めました
当院ではこれまでマチワイヤーという超弾性ワイヤーを用いた巻き爪治療をしてまいりましたが、それに加えて「巻き爪マイスター」という新しい巻き爪治療を開始しました。健康保険のきかない自由診療のため、1カ所 7,000円、2カ所12,000円です。通常診療の中で行っていますので、巻き爪の方には診察時にご紹介いたします。ご希望の方はどうぞ、お気軽にご相談下さい。
待合室に紫外線殺菌装置 AERO SHIELD(CDCガイドライン準拠製品)を設置しました。
このたび当院の待合室に米国疾病対策センター(CDC)が発行するガイドラインに日本製で唯一掲載されている空気感染対策製品 AERO SHIELDを設置しました。空間全体の浮遊菌を24時間体制で殺菌する、優れた効果を発揮する殺菌装置です。当院は院内感染を少しでも減少させるための努力と工夫を今後も積極的に取り組んで参ります。
保湿剤の適正使用についてのお願い
保湿剤「ヒ○ド○ド」が雑誌やインターネットで「美容クリームとして良い」と紹介されてきたため、化粧品を購入する感覚で医療機関で処方を希望される方がいらっしゃいます。医療保険を用いての美容目的での処方は公的医療保険制度の目的に反しており、本件における治療外支出は年間93億円にのぼると算出されています。今後本件に関して、中央社会保険医療協議会が処方量の制限や、美容目的使用に対して厳しいチェックを行うことの議論を始めました。この流れが進むと最悪の場合、治療目的であっても欧米の多くの国のように保湿剤は薬局で個々に自費で買っていただく事態をまねくかもしれません。
また子供医療を始め、支払金の無い患者さんにおいて、保湿剤を最大量処方希望され、ご自宅でご家族が使用するといった事例も日々の診療で伝わってまいります。保湿剤といえども、公的保険制度においては受診された患者さんのみの使用となっており、無料だからということで大量処方希望されて家族で使うことは違法です。またそのことが医療費圧迫そして公的医療保険破綻へのきっかけとなりかねません。皆様がご負担されている大切な医療費を適切に使い、世界トップレベルの本国の医療保険制度が今後も維持できますよう、何卒皆様のご協力をお願い申し上げます。
なお様々な情報を得られて高薬価の「ヒ○ド○ドを下さい」と指定される方がいらっしゃいますが、患者さんの症状に合った適切な保湿剤を処方いたしますので、院長にお任せていただきたいと存じまます。
以上、保湿剤に関した皆様へのお願いでした。何卒、ご理解とご協力をお願い申し上げます。